Minecraftの統合版(Bedrock Edition)に、待望のアップデート「26.30」が配信されました。今回の主役は「Chaos Cubed(カオス・キューブド)」アップデートの要素である『硫黄』にまつわる新コンテンツと、パフォーマンスを底上げする技術的な改善です。
探索好きのプレイヤーにとって最大の注目点は、新たに追加された「硫黄の洞窟(Sulfur Caves)」バイオームでしょう。ここには新ブロックである「硫黄ブロック」や「辰砂(しんしゃ)」が生成され、これまでの洞窟とは一線を画す独特の景観が広がっています。さらに、この場所には新Mob「硫黄キューブ」が生息しており、周囲のブロックを食べるというユニークな生態を持っています。建築勢にとっては、拠点の近くに彼らを放しておくのは少しスリリングな体験になるかもしれません。
グラフィックとパフォーマンスの進化
今回のアップデートは見た目の変化だけでなく、内部的な挙動にも大きなメスが入っています。特にPCおよびモバイル版では、「テクスチャストリーミング」がデフォルトで有効になりました。これにより、メモリ使用量を抑えつつ、よりスムーズな描画が可能になります。また、ジ・エンドの次元に「霧」のエフェクトが追加されたことで、あの虚無の空間にさらなる不気味さと奥行きが生まれています。
- 新バイオーム:硫黄の洞窟、硫黄ブロック、辰砂の追加
- 新Mob:ブロックを捕食する「硫黄キューブ」
- 技術改善:テクスチャストリーミングの標準化、ジ・エンドの霧実装
- API更新:@minecraft/server v2.8.0へのアップデート
エディターツールの強化とバグ修正
クリエイター向けの「エディター」機能も大幅に進化しました。STL形式のカスタムメッシュのインポートが可能になったほか、ミニマップ機能の刷新、プロジェクトのバックアップやワールドテンプレートとしての書き出しオプションが追加されています。これにより、配布ワールドの制作効率が格段に上がるはずです。
もちろん、サバイバルでの致命的なバグも修正されています。特に「ジ・エンド」で発生していたアイテム増殖バグの修正や、Java版とのパリティ(仕様の統一)調整など、プレイの快適さを損なっていた問題が多数解決されました。新しい硫黄の力を手に入れるために、さっそく地下深くへと潜ってみましょう。硫黄キューブに大切なブロックを食べられないよう、用心を忘れずに!
