Paradoxは、Hearts of Iron IVの最新拡張コンテンツ「Warships of the Pacific」のリリースに合わせ、大規模な無料アップデートとなるパッチ1.17.5を配信します。
今回のパッチで最もプレイヤーの利便性に直結するのは、師団設計図(Division Designer)のUI刷新です。装備のドロップダウンメニューが追加され、モデルのソート機能が改善されたことで、複雑な師団編成の管理がこれまで以上にスムーズになります。特に後半戦で膨大なバリエーションの装備を抱える状況において、このUI変更は操作ミスの軽減に大きく貢献するでしょう。
ゲームプレイの面では、アメリカ(USA)の初期配備(OOB)に重要な変更が加えられました。これまで一括りにされていた艦級が、ネバダ級やテネシー級といった具体的なクラスごとに細分化されます。これは単なるフレーバーテキストの変更ではなく、史実に基づいた艦隊運用を好むプレイヤーにとって、より深い没入感を与える修正です。また、日本には特殊プロジェクトを通じて「伊四百型潜水艦」のデザインが追加されるなど、太平洋戦線における戦略の幅が広がっています。
バランス調整についても見逃せません。フランスの国家方針「第一次世界大戦の勝者」による経験値獲得デバフが緩和されたほか、リンドバーグの航空航続距離ボーナスが5%に調整されるなど、特定の強力な特性にメスが入っています。さらに、これまでの不自然な仕様だった「海上封鎖による貿易制限」が修正され、封鎖中でも貿易自体は行えるようになるなど、海戦ロジックの適正化が進んでいます。
その他、アドバイザーの雇用条件や意思決定(ディシジョン)のタイミング、AIの挙動に関する多数のバグ修正が含まれており、新DLCを導入しないプレイヤーにとっても、より安定した戦略シミュレーション体験を提供する内容となっています。
