Hearts of Iron IVの戦場に、かつてないほど「個別の師団」の重要性が増す変化が訪れようとしています。最新の「Dev Corner」で公開されたのは、軍司令部(Army HQ)の設置と、それに伴う将軍の捕虜・救助メカニクスという、非常に興味深い新システムです。
今回の目玉である「軍司令部」機能では、将軍を軍内の特定の師団に直接配属できるようになります。これにより、その師団を中心とした一定範囲に強力なバフを与えるオーラ効果が発動します。単に前線全体を指揮するだけでなく、どの師団を「軍の核」として運用するかが、突破口を開くための重要な戦術的判断になるでしょう。
しかし、この強力な恩恵には相応のリスクが伴います。将軍が配属されている師団が包囲され、完全に壊滅した場合、その将軍は敵軍に「捕虜」として捕らえられてしまいます。これは単に指揮官を失う以上の痛手であり、熟練した将軍を失うことは軍全体の弱体化に直結します。
捕らえられた将軍を救い出すための手段も用意されています。プレイヤーは「救出レイド」などの特殊な作戦を実行することで、捕虜となった指揮官を取り戻す試みが可能です。ゲーム画面上には救出の成功確率が表示されるため、リスクを冒してでもエース将軍を奪還するか、あるいは諦めて新たな指揮官を育てるかという、苦渋の選択を迫られることになります。
これまでのHearts of Iron IVでは、師団の消滅は人的資源と装備の損失を意味していましたが、今後は「将軍の身の安全」も考慮したマイクロマネジメントが求められます。特に精鋭師団に将軍を配置して攻勢をかける際、その師団が孤立することのリスクはこれまで以上に跳ね上がるでしょう。この新システムは現在開発の初期から中期段階にあり、コミュニティからのフィードバックを募っている最中とのことです。
