Paradox Tintoが開発を進めるEuropa Universalis Vの次期1.2無料アップデートにて、経済と人口メカニクスにメスが入ることが判明しました。
今回の目玉は、貿易システムの完全な再設計です。これまでの固定的な範囲制限(ハードキャップ)が撤廃され、経路コストに応じたスケーリングペナルティへと移行します。さらに「海上プレゼンス」が貿易ルートのコストを直接削減するようになり、制海権の重要性が戦略的に一段上のレベルへと引き上げられました。これにより、海洋国家はこれまで以上に広範囲な経済圏を構築できるようになります。
人口管理においても、シミュレーションの深化が止まりません。農民、市民、貴族、聖職者といった全階級(ポップ)に「自然成長率」が導入されます。これまでは昇格や降格に依存していた人口動態が、より有機的な動きを見せるようになります。また、都市開発の頂点として「メガラポリス」という新たな都市ランクが登場し、巨大都市の育成が国家の威信と直結するようになります。
国家の個性を際立たせる調整も加えられています。1337年のスタート時点において、ヴェネツィアのガラスや海軍、ダマスカスの武器や絹など、歴史的な専門特化が経済に反映されるようになりました。また、占領時に建物が破壊される可能性も導入され、戦争がもたらす経済的損失がより現実味を帯びています。
AIによる貿易管理を支援する「トレードオーダー」や、都市の権利を定義する「アーバンライツ」システムの導入により、プレイヤーはより高度な内政コントロールを手にすることになるでしょう。1.2パッチは、単なる数値調整を超えた、EU5の深みをさらに増すアップデートとなりそうです。
