Paradox Tintoは、Europa Universalis Vの「Rossbach」オープンベータにおける最新の進捗を報告しました。今回の1.1.4アップデートでは、自由民と農奴制のバランス調整やパフォーマンス改善に加え、将来の1.2パッチに向けた野心的な修正計画が示されています。
今回のアップデートで最も注目すべきは、AIの挙動と神聖ローマ帝国(HRE)の力学へのメス入れです。これまでAIが適切に大包囲網(Coalition Wars)を発動させない問題がありましたが、次回のベータ更新で修正が予定されています。また、HREの投票ロジックも大幅に変更され、意見による補正値の増加や不自然なペナルティの削除が行われました。これにより、外交努力が帝国の法案通過に直結するようになり、より納得感のあるプレイが可能になります。
さらに、開発チームはマップ上の複雑な河川接続の問題にも着手しています。これは手作業による膨大な修正が必要な作業ですが、1.2アップデートでの完全修正を目指しており、欧州の主要河川については1.1.5または1.1.6での先行実装も検討されています。内陸の輸送コストや貿易ルートに影響を与える河川の修正は、戦略的な深さを増す重要な要素となるでしょう。
UI面でも大きな変化が予告されています。1.2パッチではHREのIO(国際機構)パネルがグラフィック刷新されるほか、「ブランデンブルクの動乱」ディザスターのパネル改善も進められています。また、序盤の経済が厳しすぎるというフィードバックを受け、スタート時の経済バランスの緩和も進行中です。ベータ版でのこれらの緻密な調整が、製品版の完成度をどこまで引き上げるのか期待が高まります。
