Clash Royaleの戦場に、春の嵐が吹き荒れようとしています。今回の4月のバランス調整では、防衛の要であったカードの弱体化や、強力すぎる進化カードへのメス、そして一部のヒーローカードの再設計が行われました。
今回のアップデートで最も注目すべきは、防衛施設として長らく信頼されてきたキャノンのダメージ5%減少です。わずかな数値に見えるかもしれませんが、特定のユニットを処理する際の一撃が足りなくなる場面が増え、攻撃側にとっての突破口が広がる結果となるでしょう。また、フィッシャーマンからは「移動速度低下(スロウ)」の効果が削除されました。これにより、引き寄せた後の制圧力に変化が生じるため、デッキ構築における彼の役割を再考する必要がありそうです。
進化カードについても、対戦環境を健全に保つための調整が入っています。ロイヤルゴースト、攻城バーバリアル、ウォールブレイカーの3種類の進化カードにおいて、ダメージ出力が一律で引き下げられました。進化時の圧倒的な破壊力が抑えられたことで、より慎重なエリクサー管理とタイミングが求められるようになります。
一方で、光が当たったカードもあります。マジックアーチャーやメガミニオンといったヒーロー・ユニット層には調整が入り、特にファイアスプリットの弾速向上やスケルトンドラゴンの範囲ダメージ拡大は、空中戦や群れユニットへの対策として新たな選択肢を提供してくれます。また、ルーンジャイアントのボーナスダメージがヒーローマジックアーチャーの3連射に誤って適用されるバグも修正され、意図しない大ダメージに悩まされることもなくなるでしょう。
ゴブリンの小屋の生成速度低下など、一部の建物カードへの調整も含め、今回のパッチは「守り勝つ」スタイルから、より流動的な攻防を促す意図が感じられます。お気に入りのデッキのダメージ計算が変わっていないか、今のうちに訓練キャンプで確認しておきましょう。
