現代戦RTSとして注目を集めるBroken Arrowの最新開発ブログ「Devblog 1.0」が公開されました。今回のアップデートの目玉は、主力戦車(MBT)の殺傷能力の劇的な向上と、これまでのリニアな経済モデルを覆す「ダイナミック収入システム」への移行です。
今回の調整で最も影響が大きいのは、MBTのAPFSDS(装弾筒付翼安定徹甲弾)のダメージバフです。これまで「6」で頭打ちだったダメージ上限が撤廃され、格下の戦車であっても、ほとんどの装甲車両を2発で撃破可能になりました。これにより、戦場における戦車のプレゼンスは圧倒的なものとなり、遮蔽物のない平地での進軍はこれまで以上にリスクを伴うようになります。
このMBTの強化は、既存のメタ(主流の戦術)に大きな波紋を広げています。特にブラッドリーのようなATGM(対戦車ミサイル)キャリアの相対的な評価が変化しており、重装甲のサポートを欠いた専門化デッキは苦戦を強いられるでしょう。結果として、RPGやクラスター爆弾といった強力な対戦車兵器の需要が急増しており、歩兵によるアンチタンク運用の重要性がかつてないほど高まっています。
経済システムの刷新:ダイナミック収入システム
従来の一定時間ごとにリソースが入る方式に代わり、新たに「ダイナミック・セグメント・スケーリング・システム」が導入されました。これは、部隊の構築状況や戦闘での有利なトレードをより正確に反映する仕組みです。この新システムの特徴をまとめると以下の通りです。
- リザーブポイントの上限: 最大1500ポイントまでの貯蓄が可能。
- 戦術的トレードの重視: 効率的に敵を撃破し、自軍の損失を抑えることで収入効率が向上。
- 部隊構築の柔軟性: 経済状況に合わせた段階的な戦力投入が求められる。
ただし、PTE(公開テスト環境)のプレイヤーからは、補給物資を「銀行」のように利用してリソースを蓄えるといった、システムの穴を突く挙動も報告されています。これらは正式実装までにさらなる調整が行われる見込みです。戦車の圧倒的な火力と、より戦略的な思考が求められる新経済システムによって、Broken Arrowの戦場はより過酷で、やりがいのあるものへと進化しています。
