Active Matterの最新デベロッパーQ&Aにより、本作が描く野心的な将来像が明らかになりました。Steam版のリリースを見据えたエンドゲーム構想から、アーマーの挙動、そして島全体を舞台にした広大なレイドモードまで、戦術的な深みを追求するプレイヤーにとって見逃せない情報が満載です。
最も注目すべきは、Steam版のリリース時に導入される「マルチバース」を舞台にしたエンドゲーム要素です。これは単なる繰り返しではなく、プレイヤーグループがそれぞれの世界線(マルチバース)の勢力圏を争う競争的な仕組みになるとのこと。量子的に不安定なゾーンを舞台にした本作のロアが、ようやくゲームプレイの核心的な競争要素として結実することになりそうです。
また、コミュニティで懸念されていたクロスプレイについても明確な方針が示されました。「Isolated Raids」ではフルクロスプレイが適用される一方、より自由度の高い「Open Raids」においては、コンソールとPC間のマッチングにはプレイヤーの明示的な同意が必要になります。競技性を重視するプレイヤーにとって、入力デバイスによる不公平感を解消する重要な決定と言えるでしょう。
装備システム、特にアーマー周りにも大きなメスが入ります。現在、プレートシステムの刷新が進められていますが、開発チームは「リアリティとゲーム性のバランス」を強調しています。例えば、顔面や目への即死判定といった、あまりに苛烈なハードコア要素はあえて避け、戦術的な面白さを損なわない設計を目指しているようです。
さらに、現在は「Headquarters: Assistance Protocol」でテストされている仕組みを拡張し、島全体を一つの永続的なフィールドとする大規模なレイドモードの開発も進行中です。これは従来の脱出型シューターの枠を超え、よりMMOに近い体験をプレイヤーに提供することになるでしょう。
次回の大型コンテンツアップデートは、6月のXboxフェスティバルでのフィードバックを経て、7月から8月のウィンドウを目標に調整されています。量子異変が渦巻くソ連時代の廃墟へ再び足を踏み入れる日は、そう遠くありません。
