イギリス海軍の設計思想を体現した新たなTier IX巡洋艦「Aberdeen(アバディーン)」が、World of Warshipsの戦場にその姿を現しました。この艦艇の最大の特徴は、巡洋艦にとって喉から手が出るほど欲しい「煙幕」と「警戒レーダー」という2つの強力な消耗品を同時に備えている点にあります。
高Tierの戦場において、視界の確保と生存性の確保は常にトレードオフの関係にありますが、Aberdeenはこの常識を覆すポテンシャルを秘めています。煙幕を展開して自らの身を隠しながら、レーダーによって隠蔽性の高い敵駆逐艦を炙り出す動きは、特にキャプエリア(占領地)周辺の攻防において決定的な役割を果たすでしょう。
戦術的な観点から見ると、Aberdeenは純粋な火力投射艦というよりも、戦場の「コントローラー」としての側面が強い艦艇です。味方の駆逐艦がキャプに踏み込む際、背後から煙幕を提供しつつ、敵の接近をレーダーで封じることで、安全にポイントを確保するルートを構築できます。Tier IXというマッチング帯では、強力なレーダー艦や高火力の戦艦がひしめいていますが、この万能なユーティリティ構成があれば、どのような状況下でも腐ることがありません。
また、イギリス巡洋艦特有の優れた加速性能や旋回性能が組み合わさることで、窮地からの脱出や陣地転換もスムーズに行えるはずです。もちろん、煙幕内に留まる際の魚雷への警戒や、レーダーの有効時間を最大限に活かすためのポジショニングなど、プレイヤーのスキルが試される場面も多いでしょう。
単なる新艦艇の追加に留まらず、Aberdeenの登場はチーム全体のタクティクスに深みを与える存在になりそうです。ソロプレイでの生存能力の高さはもちろん、分艦隊を組んで連携した際の制圧力には目を見張るものがあるでしょう。この万能なイギリス巡洋艦をどう乗りこなすか、キャプ戦のメタがどう動くのか、今後の戦場での活躍に注目です。
