最も注目すべきは、Tier IXおよびXにおけるマッチメイキングの新ルールです。オートローダーやオートリローダーといった瞬間火力の高い車両が、1チームにつき最大3両までに制限されます。これにより、瞬間火力に任せた一方的な展開が抑制され、より持続的な撃ち合いと戦略的なポジショニングが求められるようになるでしょう。また、EUサーバーでは先行して重戦車の数を両チームで一致させる「重戦車対称性」のテストも実施されており、編成による有利不利を最小限に抑える試みが進んでいます。
4月17日からは、新モード「トータル・ドミネーション」が始動します。全Tierが対象となるこのモードでは、車両性能にブーストがかかるだけでなく、占領すべきベースが常に移動し続けるという、これまでにない動的なバトルが楽しめます。一箇所に留まる「芋り」戦術は通用せず、状況判断の速さが勝利の鍵を握ることになります。
車両バランスについても大きな動きがありました。以下の5両がTier VIIIからTier IXへと格上げされます。
- T-34-3
- 59-Patton
- Vickers MBT Mk. 3
- VK 168.01 (P)
- Somua SM
これらの車両は性能調整を経て一つ上のステージで戦うことになります。また、細かな改善点として、視界から消えた敵の「最後に確認された位置」がミニマップに一時的に表示される機能が追加されました。これにより、敵の動線を予測しやすくなり、戦術的な深みが増しています。さらに、マガジン式の砲において残弾数が少ないことを知らせる新音響エフェクトが追加されるなど、操作の快適性も向上しています。
マップ面では「フォールズ・クリーク」と「オアシス・パーム」に改良が施され、射線や地形が見直されました。全体として、今回のアップデートは運要素を減らし、プレイヤーのスキルと判断がより反映されやすい環境を目指していると言えるでしょう。
