タムリエル全土を舞台にした壮大な冒険を続けるThe Elder Scrolls Online(ESO)において、これまで長く続いてきた報酬システムの根幹が大きく変わります。長年、プレイヤーがイベントで貴重なアイテムを獲得するために利用してきた「イベントチケット」が廃止され、新たな恒久通貨「トレードバー」と、その専用ストア「ゴールドコースト・バザール」が導入されます。
これは単なる通貨名の変更ではありません。第二紀の政治的な不安定さが続くタムリエルで、プレイヤーの経済活動に大きな影響を与えるアップデートになるでしょう。
トレードバー:ゲームプレイに価値を置く新通貨
新たな通貨であるトレードバーは、これまでのイベントチケットとは異なり、クラウン(課金通貨)で購入することはできません。プレイヤーは純粋にゲームプレイを通じて、またはタムリエル・トーム(無料および有料)を通じて獲得することになります。これにより、過去の限定報酬やコレクティブルアイテムを入手するための手段が、課金要素から完全に切り離され、プレイ時間と努力に紐づけられることになります。
バザールは3月25日にオープンし、当初は一部の商品が提供されますが、4月2日から始まる「シーズンゼロ」に合わせて、約100種類に及ぶ過去の報酬アイテムがラインナップに加わる予定です。これは、過去のイベントで取り逃がしてしまったマウントやコスチューム、ペットなどを再び手に入れる絶好の機会となります。
既存チケットの変換と日程
この移行は非常にスムーズに行われます。今年の3月9日に予定されている大型アップデート「Update 49」の適用と同時に、現在プレイヤーが所持しているイベントチケットは自動的にトレードバーへと変換されます。その変換レートは、イベントチケット100枚につきトレードバー1枚という比率です。
このレートは、イベントチケットが期間限定かつ少額でしか獲得できなかったのに対し、トレードバーが恒久的に獲得可能で、より多くのアイテムを扱う高額な通貨として設計されていることを示唆しています。Update 49が適用される前に、もし大量のチケットを保有しているプレイヤーがいれば、この変換率を念頭に準備を進めておく必要があります。
なぜこの変更は重要なのか?
ESOの過去のイベントシステムは、特定の期間内にログインし、指定されたクエストをクリアしないと報酬が手に入らないという性質上、新規プレイヤーや休止していたプレイヤーにとって非常にハードルが高くなっていました。このゴールドコースト・バザールの導入は、その問題を解決し、タムリエルを冒険するすべてのプレイヤーに、過去の歴史的なアイテムを追いかけるチャンスを提供します。
これは、コレクタービルドやロールプレイを重視するプレイヤーにとって、大きなバフ(強化)と言えるでしょう。欲しいアイテムのために、再びタムリエルの危険な地へと足を踏み入れる理由ができたわけです。今後のトレードバーの獲得難易度や、バザールのアイテムローテーションに注目が集まります。
