最も注目すべきは、長らく必須級の拡張と言われてきた「Utopia」、機械帝国を可能にする「Synthetic Dawn」、そして「Humanoids Species Pack」の3つが本体に組み込まれたことです。これにより、全てのプレイヤーがメガストラクチャーの建設や機械知性でのプレイ、多様な人型種族のカスタマイズを標準機能として楽しめるようになりました。Paradoxがこれほど大胆にコンテンツを統合するのは珍しく、今後のコミュニティ拡大に向けた強い意志が感じられます。
また、新たな機能として「ポートレート置換システム」が導入されました。これは特定の外見(例えばクモ型など)を別の画像に置き換えるもので、いわゆるアラクノフォビア(クモ恐怖症)対策としての側面も持っています。プレイヤーの好みに合わせて銀河のビジュアルを調整できるこのシステムは、より多くのゲーマーが快適に探索を楽しめるための嬉しい配慮と言えるでしょう。さらに、Paradoxアカウント連携特典として「Behemothkin」のポートレートも追加されています。
技術面でも重要な改善が行われました。設定ファイル(settings.txt)を編集することで、これまで90 FPSに制限されていたレンダリングサイクルを解除できるようになっています。高リフレッシュレートのモニターを使用している司令官にとっては、より滑らかな宇宙の動きを体感できる待望の変更です。あわせて、リーダーが「死ぬには高齢すぎる」状態になり、事実上の不老不死になっていた不具合や、マルチプレイでの同期ズレ(OOS)問題も修正され、安定性が向上しています。
今回のアップデートは、銀河の門戸を広げると同時に、既存プレイヤーの快適性を底上げする内容です。DLC未導入だった友人を誘うには、今が最高のタイミングかもしれません。
