TVGSが開発を手掛ける犯罪帝国シミュレーターSchedule Iに、オープンベータ v0.4.4アップデートが配信されました。今回の更新の目玉は、ハイランド・ポイントの雰囲気を一変させるダイナミックな天候システムの導入と、ゲームプレイの基盤となるコアシステムの再構築です。
これまで単調だった空の景色が、このパッチによって劇的に変化します。追加された天候は、快晴、曇り、霧、小雨、豪雨、そして雷を伴う嵐の6つの状態です。単なる視覚効果にとどまらず、雷を強制的に発生させる「triggerlightning」などのコンソールコマンドも追加されており、開発側が環境制御にかなりの力を入れていることが伺えます。
また、昼夜サイクルシステムがゼロから作り直されたことで、ライティングやフォグの適用に関するバグが修正され、より自然な時間の移り変わりが実現しています。ストラテジー要素の強い本作において、視認性が変化する天候や時間帯の概念は、将来的に密輸や取引の戦術に影響を与える重要なスパイスになるでしょう。
装備システムにも大きな変更が加えられました。今回から「左手装備」がサポートされるようになり、雨の日に欠かせない「傘」が新たに登場しています。これに伴い、NPCのアニメーションがリセットされる問題やメッシュのクリッピングといった、ベータ版特有の細かな不具合も多数修正されています。
内部的な変更点として、ゲームのコア機能が新しいアセンブリ(ScheduleOne.Core)へと移行され始めました。これは長期的な開発を見据えた最適化であり、今後の拡張性の向上を意味しています。エッジの効いたインディー・シミュレーターとして着実に進化を続けるSchedule I。雨の降る薄暗い街角で、新たなビジネスチャンスを模索する時が来たようです。
