惑星ソフィーでの過酷な生存競争を描くSand: Raiders Of Sophieの発売日が、当初の予定から2026年6月22日へと延期されることが発表されました。あわせて、当初の製品版リリース予定から「早期アクセス(Early Access)」形式での配信へと舵を切ることが決定しています。
この急転直下の判断の背景には、先日実施された「Server Slam(サーバー負荷テスト)」の結果があります。開発のHologryphとTowerHausによると、このテストを通じて、これまでの内部検証では発見できなかったクリティカルなサーバーの問題が浮き彫りになったとのことです。1910年の代替歴史を舞台に、巨大な歩行基地「トラムラー」を駆って砂漠を渡り歩く本作にとって、PvP要素を含むオンラインの安定性は生命線。開発チームは、不完全な状態でのリリースを避け、プレイヤーが快適に略奪(レイド)を楽しめる環境を優先した形となります。
また、早期アクセスへの移行は、コミュニティとの密接な連携を目的としています。手続き型で生成される広大な砂漠や、トラムラーのカスタマイズといった野心的なシステムを磨き上げるには、実際のプレイヤーからのフィードバックが不可欠だと判断されました。没落したオーストリア=ハンガリー帝国の貧困層が富を求めて惑星ソフィーへ向かうという、切実な物語背景を持つ本作。その過酷な世界観を支えるのは、皮肉にも我々プレイヤーのリアルな声になりそうです。
今後のスケジュールとして、ローンチ直前の6月15日には、修正されたサーバーの安定性を最終確認するための「第2回 Server Slam」の実施も予定されています。今回見つかった致命的なバグが、この1週間でどこまで改善されるのかが大きな焦点となるでしょう。砂に呑まれた帝国の秘宝を掘り起こす日は少し先延ばしになりましたが、万全の状態でトラムラーを起動できることを期待して待ちましょう。
