Replacedの開発元であるSad Cat Studiosは、プレイヤーからのフィードバックを反映した最新のコミュニティアップデートを配信しました。
今回のアップデートにおける最大のトピックは、グラフィック設定に「レターボックス(黒帯)」を無効化するトグルが追加されたことです。本作のシネマティックな2.5Dピクセルアートに没入感を与えていた上下の黒帯ですが、画面の有効面積を重視するプレイヤー、特にSteam Deckなどの携帯機ユーザーからは、より広い視認性を求める声が上がっていました。今回の対応で、プレイスタイルに合わせた画面構成の選択が可能になっています。
また、利便性を大幅に向上させる「レベルセレクト」機能も新たに実装されました。これにより、一度クリアしたチャプターをシーンごとに再訪できるようになり、取り逃した収集アイテムのトラッキング(追跡)も容易になっています。さらに、この機能はセーブデータの不具合によって進行不能になっていたプレイヤーへの救済策としても機能しており、特定のセクションをリプレイすることでスタック状態を解消できる設計になっています。
アクションと演出のテンポを重視する層に向けて、会話のスキップ機能もデフォルトで有効化されました。開発チームによれば、スキップ時の画面遷移が不自然になる箇所については現在も修正作業を継続中とのことですが、周回プレイやリトライ時のストレスは大幅に軽減されるはずです。
これまで本作が提示してきた「80年代レトロフューチャー」の美学を損なうことなく、現代のゲーマーが求めるQoL(クオリティ・オブ・ライフ)を確実に向上させてきた今回のパッチ。AI「R.E.A.C.H.」としての旅が、より快適に、そしてより深く楽しめるようになったと言えるでしょう。
