最も大きな変更点は、サンドボックス設定における「開始地点」の自由度向上です。これまでは限定された町からしかスタートできませんでしたが、新機能により「隔離地域(Exclusion Zone)」内のあらゆる町を選択できるようになります。1993年7月4日に始まったノックス・エベントの混乱の中、どの場所で生き残りをかけるか、プレイヤーの選択肢が格段に広がります。
また、サバイバルの鍵を握る「職業」と「特性」にも大幅なバランス調整が入りました。例えば、シェフは刃物武器の扱いに長け、農家は筋力ボーナスを得るなど、各職業の個性がより実用的な形で強化されています。一方で、「喫煙者」や「ひどい喉の渇き」といった定番のマイナス特性で得られるポイントが見直されており、これまでの「鉄板ビルド」に変化が訪れることは間違いありません。
マルチプレイヤーを中心に遊んでいるプレイヤーにとって最大の注目は、プロトタイプとして導入される「スプリンター(全力疾走するゾンビ)」の設定でしょう。サーバー側でこの機能を有効にできるようになり、協力プレイにおいてこれまでにない緊張感と恐怖を味わうことが可能になります。ラグや同期の問題が懸念される高速ゾンビですが、今回の試作実装でどこまで安定して動作するかが焦点となります。
そのほか、日常生活を豊かに(あるいは生存を有利に)する細かな改善も光ります。新たに「VHSテープ」でスキルボーナスが得られるようになるほか、裁縫で糸の代わりに「デンタルフロス」が使用可能になるといった、リアリティ溢れるクラフト要素が追加。さらに、黙示録モードの車両にガソリンが残っている確率が引き上げられるなど、理不尽な死を減らしつつもハードコアな体験を維持する調整が行われています。
このBuild 42.17は間もなくUnstable版として配信予定です。不安定版という性質上、予期せぬ挙動も予想されますが、新たなノックス郡の姿を一足先に体験したいサバイバーたちは、バックアップを忘れずに準備しておきましょう。
