今回のアップデートは、後から追加された「ターン制モード」をより洗練させることに重点が置かれています。特に注目すべきは、戦闘のテンポと戦略性に直結する「イニシアチブ」の調整です。転倒(Prone)状態になった際、これまでは曖昧だった復帰タイミングが、新たに「3イニシアチブ・ディレイ」という明確なペナルティとして設定されました。これにより、敵を無力化する価値が戦術的にいっそう高まっています。
また、多くのプレイヤーを悩ませていた「戦闘のロック」に関する不具合にもメスが入りました。Grimoire Imprintsのようなアビリティや、Radiant Sporelingsの復活時に発生していた進行不能問題が修正されたことで、高度な魔法を駆使する戦闘でも安心してプレイできるようになっています。さらに、スピリットシフト(変身)の持続時間がターン制のルールに則って正しく計算されるようになり、ドルイドのビルド運用がより計算しやすくなったのも嬉しいポイントです。
UIの改善とプレイの快適性
細かな点ですが、ツールチップの改善も見逃せません。どのアビリティが「フリーアクション」としてカウントされるかが明確に表示されるようになり、1ターンの行動計画を立てる際の情報整理がスムーズになりました。また、ターン制モード中にチュートリアルが表示されても戦闘が一時停止しなくなるなど、没入感を削がないための細かな配慮が施されています。
現在、このパッチはSteam、GOG、Xbox PCのPublic Betaブランチでテスト可能です。正式配信を待つのも手ですが、より精密になったエオラの冒険をいち早く体験したい「ウォッチャー」の皆さんは、ベータ版への参加を検討してみてはいかがでしょうか。タクティカルな判断が勝敗を分けるターン制において、今回の正確なルール適用はゲーム体験を確実に一段階引き上げてくれるはずです。
