タウ・セティIVでの過酷な略奪戦において、フェアな競争を妨げていた重大な脆弱性が修正されました。Bungieが配信したMarathonの最新パッチ1.0.5.1は、特定のランナーシェルの不具合修正と、マップの整合性向上に重点を置いています。
今回のアップデートで最も注目すべきは、「Thief」ランナーシェルの弱体化に近い修正です。これまで、特定の条件下で「Pickpocket Drone(スリドローン)」のクールダウンを即座にリセットできてしまうエクスプロイトが存在していました。これにより、一部のプレイヤーが不当に有利な状況を作り出せていましたが、今回の修正でドローンの運用は本来の設計通りのバランスに戻ることになります。
また、エクスストラクション・シューターにおいて致命的な「マップ外への侵入」についても対策が講じられました。Outpost(アウトポスト)とCryo Archive(クライオ・アーカイブ)の2つのマップで、地形の隙間を抜けて攻撃の届かない場所から一方的に攻撃したり、安全に隠れたりできるジオメトリの不具合が修正されています。これにより、戦術的な位置取りがより重要となり、理不尽なデスに悩まされることも減るでしょう。
システム面では、プレイヤーの進行に影響を与えていた「契約(Contract)」関連のバグも解消されています。契約の再抽選タイマーが正しく機能しない問題や、一部の契約が「無効」と表示されて進行不能になるトラブルが修正されました。さらに、実験的に導入されているデュオ(2人組)キューのマッチング待機時間が異常に長くなる問題も改善され、よりスムーズに戦場へ降り立つことが可能になっています。
このほか、クラッシュやロビーエラーといった安定性に関する修正も多数含まれており、リリース直後の不安定さが徐々に解消されつつあります。未知のアーティファクトを求めてタウ・セティIVへ向かうランナーたちにとって、今回のパッチはより公平で安定した探索を約束するものとなるはずです。
