今回の発表で最も注目すべきは、コンソール版における不正デバイス利用への断固たる処置です。すでにAnybrainの解析に基づき、コンソールでM&Kを使用していたプレイヤーに対して296件のBANが実施されました。パッド操作が前提のコンソール環境において、精密なエイムを可能にする外部デバイスの使用は、公平性を著しく損なう行為です。今回の措置は、運営側がこの問題を「本気で根絶しようとしている」明確なメッセージと言えるでしょう。
PC版においても、Anybrainはインゲームの入力情報を詳細に分析し、従来のアンチチートを回避するソフトウェアの特定に動いています。現在は誤認(誤BAN)を防ぐために検知基準の微調整を行っている段階とのことですが、準備が整い次第、大規模な一斉処分が行われる見通しです。また、先日行われたEULA(利用規約)の更新が事前に告知されなかったのは、チーターに逃げる隙を与えないための「奇襲」であったことも明かされました。
一方で、技術的な課題も残っています。以前から優先事項として挙げられていた「ピング悪用(Ping Abuse)」の対策については、当初の想定よりもシステムが複雑であることが判明し、現在根本的な再設計が進められています。地理的に離れたサーバーで意図的にラグを発生させて有利に立ち回る行為は、依然として多くのハンターを悩ませていますが、これにはもう少し時間が必要なようです。
さらに、Update 2.7以降に報告されているCPU使用率の異常な上昇についても、開発チームは引き続き調査を継続しています。ルイジアナの湿地帯での死闘は、一瞬の判断と公平な環境がすべてです。今回のAnybrain導入が、1896年の過酷な戦場に真の秩序をもたらす一歩となることを期待しましょう。
