Crusader Kings IIIの次期大型アップデート1.19「Scribe」のオープンベータが公開されました。今回のアップデートは「レルム・メンテナンス」と銘打たれ、既存システムの深化と、長年プレイヤーから要望されていた統計機能の追加に焦点が当てられています。
今回の目玉の一つは、新しく導入された「シチュエーション」タブです。これはキャラクターに紐づく特定の物語、例えばペットとの生活や「征服者」としての歩みなどを追跡するための専用画面です。これまでイベントチェーンに埋もれがちだった個人の歴史が可視化されることで、ロールプレイの没入感が一層高まるでしょう。
また、キャラクターの加齢表現も大幅にアップデートされます。これまでの単一な「虚弱(Infirm)」特性に代わり、「衰えた心臓」や「脆い骨」といった段階的な「老齢特性(Elder Traits)」が導入されます。老化が単なるステータス低下ではなく、徐々に忍び寄る身体の変化として表現されるようになります。なお、従来のシステムを好むプレイヤーのために、ゲームルールで以前の仕様に戻すオプションも用意されているのは嬉しい配慮です。
さらに、ファン待望の「レジャー(台帳)」ウィンドウがついに復活します。自分のレルムだけでなく、世界中のキャラクターや統計情報をソート・フィルタリングして閲覧できるようになります。戦略を練る上で欠かせないデータアクセスが大幅に改善されることになります。あわせてバーバーショップ(理髪店)も拡張され、衣服のカラーピッカーで最大16色のカスタマイズが可能になるなど、ビジュアル面の自由度も向上しています。
このオープンベータは、週明けのローカライズ版アップデートに先駆けて、コミュニティからのフィードバックを早期に収集するためにリリースされました。中世の玉座を守り抜く戦略家たちは、この「Scribe」アップデートでより緻密な王朝管理を体験できるはずです。
