Call of Duty: Black Ops 7のSeason 03において、RICOCHET Anti-Cheatが不正行為者に対する防御壁をさらに高く積み上げました。今回のアップデートでは、ハードウェアレベルでの検知強化と、アカウント作成時の認証プロセスに大きなメスが入っています。
FPSコミュニティにおいて長年の課題となっている「コンバーター」や「アンチリコイルデバイス」に対し、開発チームは真っ向から挑んでいます。Season 03では、Cronus ZenやXIM Matrixといった入力修正デバイスの検知能力が大幅に拡張されました。これにより、本来は不可能な精密射撃やアシストの悪用を試みるプレイヤーは、より迅速かつ正確に特定されることになります。
また、PC版で無料プレイ(F2P)を楽しもうとする新規プレイヤーには、SMSによる二要素認証(2FA)が義務付けられました。これは、BANされたチーターが即座に新しい無料アカウントを作成して戦場に戻ってくる「いたちごっこ」を抑制するための強力な手段です。電話番号との紐付けを必須にすることで、不正行為の代償を実質的に引き上げています。
さらに、PCプラットフォームのセキュリティ基準も厳格化されます。TPM 2.0およびセキュアブート(Secure Boot)の要件を満たしていないPCでプレイしている場合、今後のプレイリストへのアクセス制限に関する通知が表示されるようになります。これはOSレベルでのセキュリティを確保し、不正プログラムがシステム深部で動作するのを防ぐための措置です。
今回のアップデートは、単なるバグ修正ではなく、真剣にランクや競技を楽しんでいるプレイヤーの体験を守るための構造的な改革と言えるでしょう。デバイスの不正利用やアカウントの使い捨てが通用しなくなることで、2035年の戦場はよりクリーンなものへと進化しそうです。
