Bohemia Interactiveは、本格軍事シミュレーションの金字塔であるArma 3において、定額制サブスクリプションサービス「Arma 3 Pass」の開始を発表しました。
月額8.99ドル(約8.99ユーロ)で提供されるこのパスは、単なる本体のレンタルではありません。特筆すべきは、これまで個別に購入する必要があった膨大な追加コンテンツがすべて網羅されている点です。ApexやContactといった大型拡張パックはもちろん、Tanks、Jets、Tac-Opsといった公式DLC、さらにはコミュニティ制作による高品質な「Creator DLC」までもが対象に含まれています。
このニュースがなぜ重要なのか。それはArma 3というゲームが持つ、あまりにも広大な「Armaverse」の入り口を劇的に広げるからです。10年以上にわたって蓄積されたコンテンツをすべて揃えるには、セール時であっても相応の初期投資が必要でした。しかし、このパスの登場により、プレイヤーは1ヶ月分の料金だけで、現存するすべての兵器、マップ、キャンペーンにフルアクセスできるようになります。
特に注目したいのは「Creator DLC」が含まれている点です。S.O.G. Prairie FireやGlobal Mobilizationといった、時代設定や戦場が大きく異なる独立した拡張体験も、このサブスクリプション一つでカバーされます。これにより、友人とマルチプレイを遊ぶ際に「持っていないDLCがあるから参加できない」という障壁がほぼ消滅することになります。
「Arma 3は戦場へ君を送り出す」というキャッチコピーの通り、このパスは新兵たちが最も装備の整った状態で戦地へ赴くための、最も手軽なチケットとなるでしょう。いつでもキャンセル可能なモデルであるため、特定のキャンペーンだけを遊びたい派や、最新のCreator DLCを試したい既存プレイヤーにとっても、賢い選択肢となりそうです。
