Arma 3のCreator DLC『Expeditionary Forces』に、待望のホットフィックス1.2.1が適用されました。約692.2 MBの今回のアップデートは、前回の大型更新1.2で発生していた車両の挙動不審や、兵器システムの細かな不具合を解消することに重点が置かれています。
今回のパッチで最も恩恵を受けるのは、偵察車両「Harpy」のドライバーでしょう。PhysXのホイールとダンパーに調整が入ったことで、地面で跳ねたり小刻みに震えたりする不快な現象が軽減されました。不整地での高速移動が生存率に直結するArma 3において、この安定性の向上は戦術的なアドバンテージとなります。また、Harpyは起動時にデフォルトでVTOLモードになるよう修正され、離陸プロセスがよりスムーズになりました。
重装甲車両の「QAV-80」についても、武器プリセットの読み込みや着弾判定(ファイアジオメトリ)の修正が行われています。シミュレーターとしてのリアリティを追求する本作において、意図した通りに武装が機能し、弾丸が物理法則に従って挙動することは、ミッションの成否を分ける極めて重要な要素です。さらに、Gyraのドライバー用潜望鏡における境界ボックス制限の再有効化など、視覚的な整合性も向上しています。
Tiny Gecko Studiosによる今回の迅速な対応は、コミュニティからのフィードバックを大切にしている証と言えるでしょう。派手な新兵器の追加ではありませんが、戦場での「手触り」を確かなものにするための堅実な一歩です。分隊を組んで戦地へ向かう前に、必ずアップデートを済ませておきましょう。
